小水力発電事業への取組み

カーボンニュートラルを図る上で、再生可能エネルギーの重要さが増しています。
大型のダム設備を必要としない小水力発電は、地産地消型の地域電源として注目を浴びています。
当社は小水力発電設備のうち電気制御に関わる箇所を請け負い、持続可能なエネルギー供給に貢献しています。

小水力発電のイメージ図

1.取水口河川からの水の取り入れ口
2.ヘッドタンク流れる水の量を調整し、土砂や落ち葉等を除去する
3.管路水の落差を出して、水量・水圧を発生させる
4.水車水の流れにより、回転エネルギーを発生させる
5.発電機水車で得た回転エネルギーを電気エネルギーに変換する
6.計装盤・制御盤発電所の監視・制御をする
7.連系盤発電した電気を電力会社へ送電する

小水力発電の制御

Ⅰ 取水口・排砂口の水門制御

発電に必要な水量を取水口から取込み、ヘッドタンクに貯めます。排砂口から土砂を出します。

Ⅱ 濁度の計測と制御

土砂による水車の故障を回避する為、濁度計にて水質をチェックします。

Ⅲ 水位計測と自動排砂制御

ヘッドタンクの水位・土砂量を計測します。一定量になった場合は、発電を停め排砂します。

Ⅳ 除塵機制御との連携

落ち葉やゴミを除塵機にて取除きます。気温や水位情報を提供し、適切に動作させます。

Ⅴ 水位制御

継続した発電を行う為に、ヘッドタンクの水位に応じ、水量をコントロールします。

Ⅵ 計装盤・制御盤

タッチパネルにて監視・操作性能を上げ、かつ耐環境性能に優れた盤設計をします。

Ⅶ 遠隔操作・監視システム

遠隔地にいても発電システムの監視・操作ができるだけでなく、プログラム変更もできます。

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